九州経済の展望、トップに聞く【製造業・流通】 - 日本経済新聞
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九州経済の展望、トップに聞く【製造業・流通】

3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限がない年末年始で、初詣や初売りなどににぎわいが戻ってきた。円安も一時からは落ち着いてきているが、原油をはじめ原材料高などによる相次ぐ値上げで物価高は収束のめどが立たない。景気の先行きに懸念材料もある中で2023年の九州・沖縄経済はどうなるのか、各界のトップに聞いた。

安川電機会長兼社長「新工場で供給網安定化」

――2023年の景況感をどう見ていますか。

「22年11~12月に英ロンドンと米ニューヨークに出張した。米国と欧州を結ぶ国際線は、日米間とは比べものにならない便数だ。経済が活性化していると感じた。23年の世界経済は後退するとの見方もあるが、私は大きな影響は出…続きはこちら

TOTO社長「半導体向けに先行投資」

――2022年を踏まえ、23年はどうなるとみていますか。

「22年はサプライチェーン(供給網)の分断と、諸資材の価格上昇が尾を引いた1年だった。TOTOが工場を構える中国・上海が新型コロナウイルスの影響で約2カ月間動きを強烈に止められたため、浴室暖房乾燥機の受注を止めざるを…続きはこちら

岩田屋三越社長「Z世代、客層の仲間入り」

――23年の個人消費をどう見ていますか。

「コロナ禍の影響を受けた過去2年間に比べると、22年は堅調に回復した。夏場を過ぎて変異型『オミクロン型』の感染が落ち着くと、小売業でも消費…続きはこちら

ミスターマックス・ホールディングス社長「値下げ、23年度も続ける」

――消費者物価の上昇が続いています。

「日本の物価高は一定レベルで進んでいき、消費者の節約志向も続くとみている。22年を振り返るとナショナルブランド(NB)やプライベートブランド(PB)の価格変化にとても敏感だった。ディスカウント業態である以上、物価が…続きはこちら

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