九州経済の展望、トップに聞く【運輸・エネルギー】
3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限がない年末年始で、初詣や初売りなどににぎわいが戻ってきた。円安も一時からは落ち着いてきているが、原油をはじめ原材料高などによる相次ぐ値上げで物価高は収束のめどが立たない。景気の先行きに懸念材料もある中で2023年の九州・沖縄経済はどうなるのか、各界のトップに聞いた。
JR九州社長、ローカル線議論「持続可能性を重視」

――23年はどのような年になりそうですか。
「22年は西九州新幹線が開業した。同時に開業した観光列車『ふたつ星4047』はほぼ満員となるなど、順調なスタートを切ることができた。23年は開業効果をいかに長くつづけるか。…続きはこちら
スターフライヤー社長、定額で航空+住宅「期待大きい」

――2023年の抱負を聞かせてください。
「22年11月から、政府の全国旅行支援の効果もあり、旅客が戻っている。北九州空港と羽田空港を結ぶ国内線の運航本数は、原則として新型コロナウイルス禍前と同じ1日11往復に戻した。…続きはこちら
九州電力社長、電気料金「現状維持は可能」 原発稼働で

――電気料金の引き上げが相次いでいます。
「燃料価格が2022年の高値水準を超えなければ、九州電力では現行料金を維持できるはずだ。電力販売量(約800億キロワット時)のうち、(原子力発電所4基で)約4割を賄える。…続きはこちら
西部ガスHD社長、低炭素化へ「合成メタン推進」

――原料をどのように安定調達しますか。
「液化天然ガス(LNG)購入価格の上昇は利用料金に大きく影響を与えるため、安価で安定した量の確保が重要だ。…続きはこちら