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TOTO、50年ぶり新窯導入 小倉第一工場で火入れ式

(更新)

TOTOは20日、北九州市の本社・小倉第一工場で約50年ぶりに衛生陶器を焼くための新窯を導入すると発表した。窯の温度の上げ下げに時間のかかるレンガ窯から、温度調整が素早くできるファイバー窯に変更する。ファイバー窯にすると、ガスの使用量が減り、二酸化炭素の排出量をレンガ窯と比べ約40%減らせるという。

ファイバー窯は、セラミックスを綿状にして編みあげた素材を使う。窯のなかで熱が対流しやすい利点があり、熱の対流が少なく温度調整が難しかったレンガ窯の課題の解決に役立つ。

温度の上げ下げが素早くできるようになると、週末の稼働をやめることができ、従業員の働き方改革につながる。一度火を落とすと、再稼働まで時間がかかるのがレンガ窯の欠点で、従来はメンテナンス担当の従業員が週末に出勤せざるを得なかった。

TOTOは20日、新窯の「火入れ式」を実施し、山崎政男上席執行役員が「SDGs(持続可能な開発目標)の観点から導入を決めた」と述べた。新窯は8月に本格稼働し、1971年稼働のレンガ窯は同月以降に休止する見通し。

TOTOは、国内では大分県の中津工場と滋賀県の滋賀工場でファイバー窯を導入済み。小倉第一工場は窯の焼成空間の高さが1.5メートルと、両工場の3倍ある。両工場と異なり、トイレの最上位機種をはじめとする多品種少量生産を得意とし、開発部門と連携して新製品をつくるマザー工場の顔ももつ。

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