ゼンリン、カーナビ進化へ実証実験 横浜ゴムなどと
ゼンリンは19日、カーナビゲーションシステムの進化などを目的に、横浜ゴムやアルプスアルパインと共同で実証実験をすると発表した。横浜ゴムとアルプスアルパインが共同開発する、路面の状態を検知できるセンサーがついた次世代タイヤを装着した車を走らせ、道路状況に応じた安全な車両誘導機能の開発を検討する。
凍結や陥没といった路面の変化を迅速に把握して運転手に注意喚起したり、タイヤの空気圧不足を検知した際に急カーブの道路を避けるルートを案内したりする機能などを想定する。路面から得られるデータと、車の位置情報データを収集、分析することで、自動運転時代の到来をにらんだ新サービスの可能性も探る。