/

九州電力、発電所内でサーモン養殖 事業化を検討

九州電力はすしネタとして人気のあるサーモンの養殖事業参入に向け、水産商社のニチモウなど3社と共同出資会社の設立を検討することで合意したと発表した。豊前発電所(福岡県豊前市)の遊休地内に陸上養殖施設を建設し、年間300トンの生産を計画している。小売り自由化などで電力事業の競争が激化する中、水産事業を新たな収益源に育てる。

計画には九電とニチモウのほか、九電子会社でプラント工事を手掛ける西日本プラント工業(福岡市)とサーモン養殖の井戸内サーモンファーム(大分県由布市)が参加する。事業化で合意すれば、9月をめどに共同で新会社を設立する予定だ。

豊前発電所内の5000平方メートルの敷地に建設する養殖場で生産する魚は「みらいサーモン」と名付け、生で食べられる鮮度を保ったチルドの状態で出荷する。高速道路や港、空港が近い立地を生かして全国のほか、中国や東南アジアなど海外への輸出も視野に入れる。施設の建設や陸上養殖の設備、稚魚からの育成方法など各社の知見を持ち寄り、高品質なサーモン育成に取り組む。

九電は2019年9月、豊前発電所にレタス工場を建設する計画を発表したが、新型コロナウイルス禍で外食などの需要が見込めないとして今年3月に断念した。サーモンは回転ずしをはじめ人気が高い食材で需要が大きく、新規参入でも採算が見込めると判断したという。将来的には年間3000トン規模への拡大も目指す考えだ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン