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九州圏輸出額、2年連続減 20年度 自動車が低迷

門司税関が19日発表した2020年度の九州経済圏(九州7県と山口、沖縄県)の貿易統計(速報値)は、輸出額が前年度比9%減の7兆6400億円だった。米中貿易摩擦が激化した19年度に続き、2年連続でマイナスになった。新型コロナウイルス禍で自動車輸出が1兆8296億円と16%減ったことが響いた。

2020年度の九州圏の貿易統計を発表する門司税関幹部(19日、北九州市)

輸出から輸入を差し引いた金額は2兆2512億円の輸出超過で、統計のある1979年度以来最大となった。輸入額が19%減の5兆3888億円と、輸出を上回る減少幅を記録したため。原油が価格下落で47%減の7593億円に縮小した。

輸出の内訳をみると、自動車輸出が米国向けで18%、欧州向けで52%減少。トヨタ自動車の高級車「レクサス」がけん引する中国向けは7%増えた。中国や韓国メーカーとの競争が激しい船舶の輸出も3445億円と28%減少した。中韓からの引き合いが強い半導体製造装置は66%増の6368億円と3年ぶりにプラスに転じた。

門司税関の大内伸司調査部次長は19日の記者会見で「輸出の減少率は(金融危機があった)09年度(14%減)に続く過去4番目の大きさとなった」と説明。その上で、21年3月単月の自動車輸出が、コロナによる前年の減産の反動から33%増えたことを挙げ、足元は緩やかな回復傾向にあるとの見方を示した。

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