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博多駅「空中都市」28年完成 列車眺める高級ホテルも

JR九州は16日、JR博多駅(福岡市)の在来線上に新たな複合ビルを建設する「博多駅空中都市プロジェクト」について、2028年末の完成を目指すと発表した。商業施設やオフィス、高級ホテルを誘致し、九州の玄関口である博多駅の機能強化につなげる。

博多駅ビル(JR博多シティ)南側の約5200平方メートルの敷地面積に地下1階、地上12階建てのビルを建設する。福岡市の再開発促進策「博多コネクティッド」の対象地区で、容積率緩和などの優遇措置が受けられる見通し。ビルの高さは60メートルを目指す。投資額は数百億円を見込む。

23年度に着工し、2階部分を在来線の線路が通る構造とする。低層階に商業施設や広場を設け、3~8階をオフィス、9階以上をホテルとする計画。

記者会見した青柳俊彦社長は「福岡が世界に選ばれる都市となるためのランドマークをつくる」と意気込みを語った。

賃貸するオフィスはワンフロア当たりの面積が3300平方メートルと、博多駅周辺では最大規模。ホテルは外資系高級ブランドを軸に誘致し、列車の往来を間近に見られることを売りとする。

現在の線路の下は盛り土となっており、高架橋に線路を敷くことで、線路下の空間も活用できるようになる。1日約800本が運行しているが、原則列車を止めずに深夜時間帯などに工事を進める。青柳社長は「長期間にわたる非常に難しい工事になる」と述べた。

プロジェクトは19年に「博多駅空中都市構想」として公表したが、新型コロナウイルス禍による業績悪化を受け、計画を見直していた。22年9月の西九州新幹線の部分開業や、23年3月の福岡市地下鉄七隈線の博多駅乗り入れなどを踏まえ、コロナ禍からの回復に向けた「グループの中心プロジェクト」(青柳社長)として進める必要があると判断した。

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