鹿児島県、381億円の12月補正予算案の追加提案
鹿児島県は一般会計で381億円となる、12月補正予算案の追加提案を発表した。国の総合経済対策に対応する事業に約348億円、鳥インフルエンザ対策には約32億円をそれぞれ盛り込んだ。補正後の予算規模は一般会計で9421億円となる。

国の総合経済対策関連では、全国旅行支援の延長に伴う県内旅行商品の割引など観光支援に約47億円を計上した。市町村が妊婦などへ交付金を支給するための支援に約23億円、飼料高騰への対策として自給飼料の増産を後押しする事業に約6800万円などを盛り込んだ。
鳥インフルでは殺処分といった防疫措置などに約27億円、移動禁止に伴い周辺農家の鶏や卵の出荷が遅れて減収となった場合などへの助成に約3億円を計上した。