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輝く太陽光パネル、支える裏方 メガソーラーの保守管理

九州エネルギー行~写真で見る現場

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パネルを敷き詰めた太陽光発電所の外観や構造は単純だが、その能力や寿命はメンテナンス次第で大きく変わる。再生可能エネルギー発電の開発などを行う自然電力(福岡市)グループのjuwi自然電力オペレーションは、全国100以上の太陽光発電所の運営・管理を請け負い、不具合の早期発見や施設の延命に取り組んでいる。

3.6万平方メートルの敷地を8000枚を超える太陽光パネルが覆い、日の光を反射して輝いている。同社プラントマネジメント部の大森啓史マネジャーは8月末、北九州市内の臨海部にある出力約1900キロワットのメガソーラーを点検に訪れた。

まずは発電した電気をまとめる「接続箱」を開けてケーブルなどの状態を確認。パネルの表面にひびやゆがみがないか目視でチェックし、腰を落としてパネル裏の配線や固定金具も一つ一つ点検していく。

ケーブルの劣化は発電効率の低下を招き、ネジの緩みは電子機器の損傷につながる恐れがある。「確認する項目は20~30ある。1人が1日で点検できるのは1000キロワット分くらい」と大森氏は話す。

太陽光パネルは、光が当たると電気が発生するシリコン半導体をガラスや膜で覆ったもので、1キロワット分の設置費用は30万円ほど。付随する電子設備を含めた初期投資の回収には最低でも10年かかるとされる。

大森氏は「設備を適切に管理をすれば確実に20年間は使える」と説明。点検の頻度を増やしたり、故障のリスクを洗い出して改善の提案を行うなど「30年間の利用を想定したメンテナンスに力を入れている」という。

太陽光発電を「持続可能」にするためには地道な保守管理が欠かせない。

(山本夏樹、沢井慎也)

「九州エネルギー行」は、普段目にする機会の少ないエネルギー関連の施設などを写真を使って紹介していきます。

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