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三井ハイテック、23年1月期最高益 半導体部品が好調

三井ハイテックが14日発表した2023年1月期の連結決算は、純利益が前の期比49%増の175億円だった。会社予想の192億円には届かなかったものの、半導体のリードフレームを軸とする電子部品事業が好調に推移し、過去最高益を更新した。

売上高は25%増の1746億円だった。半導体のリードフレームは車載向けが伸び、為替の円安も追い風だった。電子部品事業の売上高営業利益率は17.5%と前の期比4.3ポイント上昇した。ハイブリッド車(HV)などの駆動部分に使われる「モーターコア」を軸とする電機部品事業も増収だったが、増産投資のコスト増が響いた。同事業の営業利益率は9.1%と2.9ポイント低下し、利益も微増にとどまった。

24年1月期は売上高が前期比17%増の2050億円、純利益は6%減の166億円の見通し。増収となるが、モーターコア向け設備投資が続くことや、メモリーの市況悪化を織り込んだ。通期の平均為替レートは1ドル=130円と前期比で2円超の円高を想定している。

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