ウナギ完全養殖が視野 大分の事業者、人工授精で稚魚に
[有料会員限定]
ウナギ養殖の山田水産(大分県佐伯市)は人工授精で誕生させたウナギの幼生をシラスウナギと呼ばれる稚魚に成長させることに成功した。養鰻(ようまん)事業者としては国内初とみられ、人工的に誕生させたウナギに次世代を生ませる「完全養殖」に一歩近づいた。天然物に依存してきたシラスウナギの安定生産に道を開く可能性がある。
完全養殖は水産総合研究センター(現水産研究・教育機構)が2010年に世界で初めて成功した...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。