鹿児島相互信金、ベトナム輸出支援のオンライン商談会
鹿児島相互信用金庫(鹿児島市)は14日、地元企業のベトナム向け輸出を支援するオンライン商談会を鹿児島市内で開いた。県内の食品メーカーや農業協同組合など10社・団体と、ベトナムのバイヤーをビデオ会議システム「Zoom」でつないで商談した。アフターコロナに日本製品の輸出が拡大すると見越して、早めに県内の1次産業関連商品の輸出支援を手がける。鹿児島相互信金のオンライン輸出支援は1月にベトナム向けのリモート視察、3月に第1回商談会を開き、今回が2回目の商談会となる。

「ベトナム輸出オンライン商談会」は鹿児島市内にある鹿児島相互信金の事務局で開催。4社の担当者が来場して商談会に参加し、残りの企業・団体はネットで参加した。焼き芋などの食品や菓子、鶏肉加工品、水浄化装置などの製品について、ベトナムのバイヤーやコンサルタントと価格設定や具体的な販売方法などを話し合った。鹿児島相互信金は「今回の取り組みをきっかけに、取引契約の締結や実際の輸出開始につなげていきたい」としている。
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