産業用包装、コメ由来で「脱炭素」 北九州の平川産業
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産業用包装袋の平川産業(北九州市)は製造業の脱炭素支援へ、二酸化炭素(CO2)排出量を実質的に削減する包装袋を開発した。原料の樹脂に廃棄されるコメを原料にしたバイオマスプラスチックを混ぜ、CO2排出量を約2割減らす。脱炭素に取り組む化学メーカーなどに売りこむ。同社は1年間に生産する樹脂製の袋の1割程度を、バイオマスプラスチックを使った製品への切り替えを目指す。
「バイオマス袋KOMEポリ」との製...

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