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西日本FH、21年3月期は11%減益 引き当て増響く

西日本フィナンシャルホールディングス(FH)が12日発表した2021年3月期の連結決算は純利益が前の期比11%減の180億円だった。経費の低減や債権の売却益が収益を下支えしたが、取引先の業況悪化に備えた引当金の積み増しで信用コストが前の期から5割弱増えたことで、2期続けての最終減益となった。

決算発表する谷川社長(12日、福岡市)

本業のもうけを示す実質業務純益は8%増の374億円だった。国の資金繰り支援策を背景に資金需要が伸びた。貸出金は傘下2行の合算で1割増えて、円建ての貸出金から得た利息は12年ぶりに増加へ転じた。コロナ禍で対面接客が制限されて手数料関連の利益は減ったが、保有債権の売却益などで補った。

信用コストは94億円を計上した。引当金の見積もりを従来より厳しく行ったことによる増加分が全体の約半数をしめた。記者会見した谷川浩道社長は「将来への備えを固めることを優先した」と説明した。

22年3月期の純利益は13%増の205億円を見込む。ウェブでの接客が浸透したことで手数料関連のビジネスが復調するほか、業務改革などコスト削減策も奏功する。

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