みやざきワイン「ヌーボー」15日解禁、日照長く甘み

みやざきワイン推進実行委員会(米良充典会長=宮崎県商工会議所連合会会頭)は12日、2022年の新酒(ヌーボー)が15日販売解禁になると発表した。本年産のブドウは梅雨の期間が短く日照時間が長かったため「甘くてフレッシュ」な仕上がりになったという。
みやざきワインは九州・沖縄で生産量が首位。実行委は商工会議所のほか、都農ワイン(宮崎県都農町)、五ケ瀬ワイナリー(同県五ケ瀬町)、都城ワイナリーファーム(同県都城市)、雲海酒造(宮崎市)の雲海葡萄酒醸造所(同県綾町)の県内4ワイナリーが参加している。15年から認知度引き上げのため、イオン九州と連携しながら、販売促進活動を続けている。解禁を控え、河野俊嗣知事を表敬訪問した。
フェアは今年で8回目。15日から九州の「イオン」「イオンスタイル」の61店舗と宮崎県内の「マックスバリュ」15店舗の計76店舗で販売し、一部商品はオンラインストアでも取り扱う。フェア(10月31日まで)の売り上げ目標は前年同時期比で12%増を見込んでいる。認知度が向上したことから、新酒解禁について「九州以外からの関心も高い」(イオン九州)という。