北九州空港の貨物量、21年度4割増 2年連続で過去最高
北九州市は11日、北九州空港での2021年度の貨物取扱量が2万1819トンと20年度から42%増加したと発表した。20年度に続き、2年連続で過去最高を更新した。韓国の大韓航空が同空港発着の国際貨物定期便を増やしたことが寄与した。米国に半導体部品などを輸送する需要が伸びた。
取扱量の内訳は国際貨物が1万9605トン、国内貨物は2214トンだった。国際貨物は4年連続で過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍で海運の需給が逼迫し、荷物が航空便に集まった面もある。
市港湾空港局は「今後は国際貨物需要を着実に取り込むとともに、新路線を誘致したい」と話した。
市と北九州空港は国際貨物定期便を誘致しやすくなるとして、現在2500メートルの滑走路を3000メートルに延長することを目指している。
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