三井ハイテックの2~10月期、純利益2.3倍 電子部品好調

三井ハイテックが9日発表した2022年2~10月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.3倍の169億円だった。半導体のリードフレームを軸とする電子部品事業が好調だった。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の駆動部分に使われる基幹部品「モーターコア」の需要も堅調だった。
売上高は33%増の1309億円だった。電子部品事業は車載向け半導体が好調で29%増収、電機部品事業はモーターコアが好調で38%増収だった。営業利益は94%増の184億円。外国為替相場が円安に振れたことで約41億円の利益押し上げ効果があった。
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