福岡発ハワイ直行便、3年ぶり再開 4月30日から週3便

米ハワイアン航空は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で運休していた福岡―米ハワイ・ホノルル間の運航を4月下旬に再開する。2019年11月に就航したが20年3月から運休していた。週3便とし4月28日にホノルルのダニエル・K・イノウエ空港発、30日に福岡空港発便を再開する。
福岡発は毎週月・水・土、ホノルル発は火・金・日曜日に運航する。世界からのハワイへの旅行者は1月に77万5132人(クルーズ船を除く)と19年同月比で96%まで回復している。一方で日本人旅行客は同26.8%にとどまり、回復が遅い。

コロナ禍前の福岡―ホノルル便は搭乗率が90%を超えるなど好調だった。ハワイアン航空の上席副社長テオ・パナジオトゥリアス氏は「日本市場を非常に重要視している」と話し、今後の利用者回復に期待をみせた。
福岡空港の国際線旅客便数は2月に約1160便と、コロナ禍前の水準に戻りつつある。ホノルル便が再開することで海外旅行の回復に弾みがつきそうだ。
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