九電玄海原発3号機、燃料集合体1本で放射性ヨウ素漏洩
九州電力は玄海原子力発電所3号機(佐賀県玄海町)の燃料集合体(193本)のうちの1本から、放射性ヨウ素の漏洩が見つかったと発表した。該当する集合体は使用を取りやめ、13日からは超音波機器で内部にある燃料棒(264本)の状態を調べる。調査後は使用済み燃料の保管プールへ移す予定で、再利用もしないことにしている。
3号機では2021年11月、基準値内での微量の放射性ヨウ素の濃度上昇が見つかった。22年1月に開始した同機の定期点検の中で、原因の調査をしていた。