大分県信組、動く理事長の「巻き込み力」 連携先100超
地域金融のいま
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大分県信用組合は自治体や大学、企業・団体を巻き込み、地域を元気にする取り組みに熱心だ。2014年末から始め、連携先は延べ100を超えた。最近は県外の自治体や地銀と組む事例もある。異業種・業態からの転職者も受け入れ、預金と貸出金の合計を1兆円と、22年3月末比で3割増やすことを視野に入れる。
「長年やりたかった仕事に取り組める」。10年から理事長を務める吉野一彦氏は力を込める。県信組はJR久大本線...
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