西日本シティ銀行が個人特化店、支店リニューアル

西日本フィナンシャルホールディングス傘下の西日本シティ銀行は7日、原支店(福岡市早良区)をリニューアルオープンした。「個人営業特化店」として運用し、店内に個室の相談窓口を設けるなどして、資産運用など個人客からの相談ニーズを開拓する。開店セレモニーに出席した谷川浩道頭取は「(リニューアルし)利用しやすい設備やしかけを整えた。地域発展のため一丸となって取り組んでいく」と意気込んだ。
原支店は1984年に開設。老朽化などを理由に4月から改修工事に入っていた。敷地面積は1255平方メートル、延べ床面積は432平方メートル。行員とスタッフの計16人が、6つの窓口と3つの個室相談室で対応する。
個人の資産運用に詳しい「ロビーコンシェルジュ」も配置し、投資信託や保険の販売など個人営業に特化する。同行は店舗の集約に取り組むほか、住宅街が集中するエリアを中心に個人営業特化店の整備を進めている。