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大分県の広瀬勝貞知事、23年春引退へ 6選不出馬を表明

(更新)

大分県の広瀬勝貞知事(80)は4日、2023年4月の任期満了に伴う知事選に立候補しないことを表明した。5期目の今期限りで引退する。現役都道府県知事の中で最年長の広瀬氏は「足腰が弱り、立ち歩きが不自由になってきたことが最大の原因」と説明した。後継は指名せず、「県民の選択を固唾をのむ思いで見ておきたい」と話した。

広瀬氏は行財政改革や県職員の意識改革、小型無人機(ドローン)など先端技術を用いた産業育成などに取り組んだ約20年間を振り返り、「少子高齢化・人口減少という大変厳しい(環境の)中だったが、自信を持って『大分県はよくなった』と言える」と胸を張った。

県政の今後の大きな課題として①地方創生の推進②産業の次なるフロンティアへの挑戦③温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」への取り組み――の3点を指摘。これらが一定の形になるまで知事を続ける選択肢もあったとしたが、「未練がましい、醜態をさらすことのないようにしなければと思い(不出馬を)決断した」と述べた。

残りの任期については「走れるだけ走っておくことが大事」と強調した。県と20年に提携した米ヴァージン・オービットが、大分空港(同県国東市)を拠点とする航空機を用いた人工衛星の打ち上げを目指しており「1号機が飛び立つのをこの目で見て手を振りたい。最後まで努力する」と述べ、任期中の打ち上げ実現に意欲を示した。

広瀬氏は同県日田市出身。経済産業省の事務次官を経て、03年初当選した。10年から九州地方知事会会長を務めている。

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