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福岡5歳児餓死事件、母の知人の女 1000万円超詐取か

福岡県篠栗町で昨年4月、5歳の男児が餓死した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で母親の碇利恵容疑者(39)とともに逮捕された知人の赤堀恵美子容疑者(48)が碇容疑者からだまし取るなどした金の総額が1千万円を超える疑いがあることが3日、捜査関係者への取材で分かった。県警は一家の生活困窮につながったとみて実態解明を進めている。

 送検のため福岡・西署を出る碇利恵容疑者(3日、福岡市)=共同

赤堀容疑者は、碇容疑者の三男翔士郎ちゃんが死亡した後も詐取を続けていた。通帳を管理して金を引き出した他、車を売却させた疑いもある。

赤堀容疑者が一家の食事について「翔士郎は兄の半分」などと具体的に指示していたことも判明。一家はわずかな米をおかゆにして分け合っていたという。

5歳男児が餓死した事件について、福岡県篠栗町と福岡児童相談所が開いた記者会見(3日午前、篠栗町)=共同

篠栗町と福岡児童相談所は3日記者会見し、翔士郎ちゃんと兄2人が見守りの対象になっていたことを明らかにした。2019年9月以降、町の担当者らが毎月訪問したが、不在などで会えないこともあった。

訪問の際、赤堀容疑者が同席するケースがあった他、赤堀容疑者から碇容疑者の体調が悪く面会できないと言われたこともあったという。

捜査関係者によると、赤堀容疑者は翔士郎ちゃんの幼稚園通いをやめるよう指示。20年1月に退園した。県警は翔士郎ちゃんの健康状態を外部に知られないよう隠す意図があったとみている。

関係者によると、碇容疑者は「赤堀容疑者から『言うことを聞かないと、離婚した夫のところにヤクザを送り込む』と脅された」と話している。「子どもの食事を抜かれる他、量を減らされるので逆らえなくなった」とも説明しているという。

逮捕容疑は昨年4月18日、篠栗町のマンションの一室で、翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず放置し、死亡させた疑い。県警は3日、両容疑者を送検した。〔共同〕

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