荒廃農地をソバ畑に 沖縄の気候生かし、新たな特産品
データで読む地域再生 九州・沖縄編
[有料会員限定]
荒廃した農地を付加価値の高い農産物の生産地に転換する動きは、九州・沖縄でも広がる。沖縄県では冬場にソバの栽培に適した気温になることを生かし、他産地に先駆けて新そばを提供して新たな地域ブランドを確立した。長崎県では荒地再生を補助して新規就農者を呼び込むなど、地域活性化の足がかりにしている。
2016~20年の荒廃農地の再生面積が2293ヘクタールと、九州・沖縄で鹿児島県に次ぎ2番目に大きかった沖縄...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。
関連企業・業界
業界: