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駐車場契約スマホで完結 ハッチ・ワーク、九州で加速

月決め駐車場の仲介サイトを運営するハッチ・ワーク(東京・港)は、九州でのサービス展開を加速する。月決め駐車場の検索から契約手続きまで基本的にスマートフォンを使ってオンラインで最短30分程度で完結できるサービスについて、このほど福岡県内の不動産3社と提携した。今後は他県にも範囲を広げ、2021年度中に九州で3万台規模まで拡大する考えだ。

駐車場の検索から契約までスマホ1つで行える

大央(福岡市)、セイワパーク(同)、大新住宅(福岡県大野城市)の3社と提携した。3社が管理する計60カ所3000台の駐車場を、ハッチ・ワークが運営する駐車場情報サイト「アットパーキング」に掲載し、利用者が検索できるようにする。契約は運転免許証などをスマホで撮影して送り、オンラインで必要事項を記入すればできるため、管理会社に出向いて書類に押印するなどの手間が省ける。

駐車場利用者は契約時の事務手数料のほか、毎月の賃料に5%の保証料を上乗せして支払う。代わりに敷金や礼金が不要で、初期費用を抑えられる。管理会社は駐車場の数や台数にかかわらず、1社あたり月額1万5000円でシステムを利用できる。

駐車場は自宅や職場の近くで利用者が自ら探す事例が多いが、場内の立て看板などでしか空き情報を確認できず「希望に合った物件がなかなか見つからない」(ハッチ・ワークの芹沢健広報室室長)。

登録された駐車場の空き情報がすぐに分かる(福岡市)

アットパーキングはエリアなどを絞って検索すると、場所や賃料などの条件が表示される。現地を歩くなどして空いている駐車場を探す必要がなくなり、条件が合う駐車場を探しやすくなる。現在は満車の駐車場も、空きが出た場合に契約できるよう予約するサービスも提供する。

管理会社にとっては事務負担が大幅に減り、稼働率向上が見込めるという利点がある。駐車場の賃料は住宅より安く、管理会社が受け取る手数料も少なくなる。一方で契約業務や集金といった手間は住宅と同じようにかかる。ハッチ・ワークが提供するサービスには賃料保証なども含むため、管理会社の業務は駐車場オーナーへの送金やトラブル対応のみとなる。

アットパーキングのオンラインサービスは、九州では20年に長崎県佐世保市で始めたが、大規模に展開するのは今回が初めてとなる。今後は熊本県や鹿児島県でも地場不動産会社と提携し、提供範囲を広げる予定だ。需要が高い駅周辺や高架下などに駐車場を持つ鉄道会社との提携も視野に入れているという。(山田和馬)

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