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見守り必要な家庭と認識 3児死亡で福岡県飯塚市

福岡、鹿児島両県できょうだい3人の遺体が見つかった事件で、3人が両親と暮らしていた福岡県飯塚市の片峯誠市長らが1日記者会見し、一家は「見守りが必要な家庭」との認識があり、職員らが親と接触を続けていたことを明らかにした。ただ、子どもらに対する身体的な虐待の通報はなく、市は今後、対応について検証する方針だ。

3児死亡の事件を巡り記者会見する、福岡県飯塚市の片峯誠市長(左から3人目)ら(1日、飯塚市役所)=共同

市によると、両親と子どもらは2020年7月までに順次転入してきた。父親の養子の田中大翔君(9)は転入前、福岡市内の児童養護施設で生活しており、転入に際し福岡市から、大翔君への暴言や暴力があり、夫婦げんかも絶えないため、見守りが必要との引き継ぎがあったという。両親は昨年12月に離婚した。

飯塚市は転入以来、100回以上にわたり父親らと接触したが、子どもへの身体的な虐待の通報がなかったため一時保護はしなかった。父親は事件前の今年2月12日から22日まで、自身の発熱などを理由に子どもたちを休ませると学校や保育園に連絡をしていたが、24日は連絡がなく、学校側が自宅を訪問すると不在だった。

福岡県警によると、16年10月から昨年12月までの間、大翔君への身体的虐待の疑いを含む相談が県警に複数回あり、県警や児童相談所が確認をしたが、あざなどは確認できなかった。

一方、鹿児島県警は1日、鹿児島市内のホテルで見つかった2児の遺体の身元が田中蓮翔ちゃん(3)と姫奈ちゃん(2)と判明したと発表した。司法解剖の結果、いずれも日常的な虐待を疑わせる傷は認められなかった。

ホテルで一緒にいた父親はベランダから飛び降り、重傷を負った。大翔君は自宅で遺体で見つかった。〔共同〕

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