北九州市長に武内氏 衰退への危機感、16年ぶり刷新選択
(更新) [有料会員限定]
5日投開票の北九州市長選で、組織票をほぼ持たない武内和久氏(51)が、新市長に選ばれた。原動力になったのは、市が衰退に向かうことへの市民の危機感だ。日本をけん引する都市の象徴として「人口100万都市の復活」を公約に掲げ、福岡市のような成長を望む有権者の心をつかんだ。人口減少や財政再建などの課題にどう対処するのか、16年ぶりの新市長の手腕が問われる。
「支援を広げてくれた皆さんに感謝です」。当選か...
関連企業・業界
企業: