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北陸3県で入社式 コロナ下でオンライン開催も

新年度を迎えた1日、北陸3県の各社は入社式を開催した。新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、昨年に続いて新入社員はマスク姿で、式辞もアクリル板越しなど、感染防止策を徹底する会社が目立った。あいさつしたトップらからは困難な時代を乗り切ろうとする言葉が相次いだ。

北国銀行には34人が入行する

オンラインで入社式を開催したのは情報システムなどを手掛ける三谷産業グループだ。45人の社員は自宅からインターネットを通じ、三谷忠照社長から1人ずつ辞令を受けた。三谷社長は「一人ひとりが専門性を磨くが、同時にお客様の課題に向き合う複合体だ。同期のつながりを大切に」と話した。

福井銀行は入社式の開催を12日にした。1~11日は自宅待機してインターネットを通じた研修を受ける。ほかの都道府県から転居してくる新入社員もいるため、実際に顔を合わせるまで2週間あけることにした。

10月をメドに持ち株会社体制に移行する方針を発表した北国銀行は34人が入行。杖村修司頭取は「来年からは『入社式』になるかもしれない。伝統的な貸し出しや決済だけでなくいろいろなことができるようになる」と話した。北陸銀行の庵栄伸頭取は「地域全体でコロナを乗り切るため、金融機関への期待は高まっている。デジタル化やサービス内容の充実を進め、地域とお客さまを元気にしていく使命がある」とした。

セーレンはプラネタリウムで入社式を開催した(1日、福井市)

セーレンと子会社のKBセーレン(大阪市)は初めて福井市のプラネタリウム「セーレンプラネット」で開催。3月には製造に携わった県民衛星「すいせん」が打ち上がるなど、宇宙産業への関わりを強調した形だ。川田達男会長は「まさに生き残りへの挑戦が始まっている。未知の世界への挑戦には厳しいものがあるが、大きな可能性、夢もある」とあいさつした。

フクビ化学工業の八木誠一郎社長は「今までの価値観ややり方は通用しないことが明らかになった。未来のカギとなり得る皆さんを迎えることができうれしく思う」と話した。スギノマシンの杉野良暁社長は「厳しい状況だからこそ、若い斬新な発想力で、世界を『あっ』と驚かせるような技術・商品を生み出そう」とあいさつした。

21年が創立100周年となるコマツは創業の地、小松市の「コマツウェイ総合研修センタ」など市内複数箇所で入社式を開催、各会場をオンラインでつないだ。小川啓之社長は「デジタルトランスフォーメーション(DX)やESG(環境・社会・企業統治)、アフターコロナ時代への適応など大きな変化の中にいる」と指摘。「次の100年に向け、共に新しい価値創出に挑戦していこう」と話した。

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