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西松屋の22年2月期、税引き益10%増 首都圏軸に出店拡大

子供向け衣料・用品の西松屋チェーンは30日、2022年2月期の税引き利益が前期比10%増の91億円になりそうだと発表した。2期連続で過去最高となる。新型コロナウイルス禍をきっかけに開放感のある広い店舗設計や低価格戦略が子育て世帯の来店拡大につながっており、今期も首都圏を中心に出店を拡大する。業務用タブレットの全店導入など店舗運営の効率化に取り組む。

売上高は7%増の1700億円と27期連続で過去最高を更新する見通しとした。21年2月末時点の店舗数は1009店舗で、今期は30〜40店の純増を計画している。

大村浩一社長は30日の記者会見で「コロナ禍をきっかけに来店したお客様などに、売り場が広く子連れでも買い物がしやすいとの評価をいただいて再び来店いただいてる」と説明した。新たな顧客をつなぎとめるため低価格戦略を徹底していくほか、今期中に自社サイトを立ち上げるなどして手薄だったネット販売も強化する方針だ。

30日発表した21年2月期の単独決算は、税引き利益が前の期の7.7倍の82億円と14期ぶりに過去最高を更新した。売上高は12%増の1594億円と26期連続で過去最高を更新した。

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