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島津、鴻海系と自動車向け分析事業 中国22カ所で

島津はフォックスコンと共同で自動車向け受託分析事業を始めた

分析機器大手の島津製作所は28日、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業傘下の富士康科技集団(フォックスコン)と共同で自動車分野向けの受託分析事業を始めたと発表した。共同運営する試験所を中国の22カ所に開設。島津が得意とする主力の分析装置で自動車の部材に含まれる有害物質などの分析を請け負う。中国の生産拠点から輸出拡大を目指す完成車・部品メーカーの受託分析ニーズが高まっているのが背景だ。

フォックスコンの検査関連子会社と島津の中国法人が施設を共同運営する。12月から広東省深圳や湖北省武漢、四川省成都など22カ所で受託分析サービスの提供を始めた。島津の主力製品「ガスクロマトグラフ質量分析計」や「蛍光X線装置」などを使って、自動車に含まれる化学物質を詳細に分析する。

欧州連合(EU)の化学物質規制「RoHS(ローズ)指令」など各国の基準を満たしてるか試験できるほか、人体に悪影響を与える可能性がある揮発性有機化合物(VOC)の分析などに対応する。

中国では独BMWや米テスラが欧州への完成車輸出を本格化させているほか、上海汽車集団など中国自動車大手も輸出拡大を目指している。日本と異なり分析工程を外部に委託する傾向があり、受託分析市場は拡大しているという。

島津は分析機器でアジア最大手。微細な分析装置の開発、製造で定評がある。

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