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「県民銀行」非金融に注力 みなと銀行社長に武市氏

みなと銀行社長に就く武市寿一取締役専務執行役員㊧と服部博明頭取(25日、神戸市のみなと銀本店)

兵庫県が地盤のみなと銀行は25日、武市寿一取締役専務執行役員(59)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。「県民銀行」を標榜する同行は地域密着の営業姿勢を貫いてきたが、高コスト体質という課題を抱える。武市新社長のもとで収益基盤の強化や非金融事業の充実に挑む。

「決断力、リーダーシップにもたけている」。25日の記者会見で服部博明頭取は武市氏をこう評価した。三井住友銀行時代に伊丹や神戸などで営業畑を歩んだ。

武市氏が今後の武器と位置づけるのが、りそなグループの機能やサービスだ。関西みらい銀行とみなと銀を傘下に持つ関西みらいフィナンシャルグループ(FG)は4月、りそなホールディングス(HD)の完全子会社となる。すでに導入したファンドラップや信託機能などを含め「(りそなの機能を)使い倒して圧倒的な成果を出していく」と意気込んだ。

ただ、みなと銀は本業の粗利益に対する経費の割合を示す経費率(OHR)が8割を超え、全国地方銀行協会の平均を大きく上回る。武市氏は事務作業の効率化や店舗の小規模化などに取り組む意欲を示した。

服部氏は経営トップの肩書を社長とすることについて「りそなグループと平仄(ひょうそく)を合わせるため」と述べた。

服部氏は代表権のある会長に就く。神戸財界では旧太陽神戸銀行の流れをくむ三井住友銀出身者が財界の要職に就くことが慣例となっており、服部氏も5月に神戸経済同友会の代表幹事に就くことが決まっている。資本面では三井住友銀を離れるみなと銀だが、太陽神戸銀出身の服部氏は神戸財界の新たな担い手になると期待する声も多い。

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