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事故の危険性高い場所、ドライブレコーダーが通知 香川

香川県などは自動車の運転中にドライブレコーダーから交通事故の危険性が高い場所を音声で通知する取り組みを1月下旬から始める。人工知能(AI)で県内の交通事故がおきやすい場所を分析して示した地図を活用する。香川県は人口あたりの交通事故死亡者数が20年に全国で最も多くなっており、事故防止へ運転中に危険な場所について注意喚起することで改善したい考えだ。

取り組みについて説明する三井住友海上の高樋執行役員(20年12月、高松市)

三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が自動車保険の契約者に提供している通信型ドライブレコーダーから通知する。香川県が作成した「交通事故危険度予測マップ」にある交通事故が起こりやすいと予測される100カ所の地点に近づくと、約100㍍手前から音声で警告する。三井住友海上はこのドライブレコーダーを全国で18万件、香川では2千件提供している。

サーバーに危険地点を登録しておくため、利用者が機材の設定を変更する必要はない。交通事故危険度予測マップでは危険度を高、中、低の3段階に分類しており、同じ警告音で通知する。サービス開始は1月28日を予定している。

香川県警によると香川県内の20年交通事故死亡者数は59人と、19年の47人から増加した。人口10万人あたりの死亡者数は19年の4.89人から20年には6.17人となり、全国平均の2.25人を大きく上回った。

20年12月に開催された報告会で、三井住友海上の高樋毅執行役員は「新たにデータを蓄積することで、新たな課題や事故が多い原因が分かる可能性もある」と述べた。香川県の浜田恵造知事は「県の予測マップでは、見通しの良い道路での漫然運転による事故の危険性も指摘されている。リアルタイムの注意喚起が実現すれば事故抑止につながる」と期待感を示した。

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