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FC大阪、アスリート向け施策で健康管理

はたらく

FC大阪は、天然芝のグラウンドで社員間のサッカー交流試合を開いている

日本フットボールリーグ(JFL)所属のサッカークラブを運営するFC大阪(大阪府東大阪市)は健康経営に力を入れている。公式試合の会場で社員がサッカーを楽しめるよう手配したり、アスリートの体づくりを支える管理栄養士が社員向けに健康レシピを提案したりしている。アスリート向け施策を社員の健康づくりにも役立てる。

FC大阪は自社で手配した服部緑地陸上競技場(大阪府豊中市)など公式試合の会場で、試合のない日時を活用し、年間15~16回ほどサッカーの交流試合を開催している。もともと運動好きな社員が多く、毎回数十人が自発的に参加している。グループ会社の社員も参加しており、社員同士のコミュニケーションを促進する効果もある。

参加した坂田信之営業部長は「天然芝は体への負担も少なく、土のグラウンドなどに比べ擦り傷もできにくい。健康的でとても楽しい」と話す。

東大阪のオフィスには高圧の酸素を使う酸素カプセルを置いている。アスリートの疲労回復のほか、社員も自由に活用できる。使用した広報ブランディング室の村上修介さんは「疲労感が和らぐので、仕事にも良い影響が出ているのではないかと思っている」と話す。

体の内側の健康づくりも支援する。管理栄養士が緑黄野菜を効率よく食べられる料理など健康づくりに役立つレシピや、栄養素などの講義をしている。自由参加だが、太っているなど「気になる人には雑談を通じて利用を促している」(FC大阪)。揚げ物が好きな営業の30代男性は、たんぱく質と野菜を中心とした食生活に見直してピークに比べ10㌔痩せたという。

FC大阪の社員は地域のイベントへの参加や準備作業などで勤務時間が不規則になりがちだという。疋田晴巳社長は「社員が健康であれば労働意欲が保たれ、業務効率が落ちない。社内の雰囲気も明るくなる」とメリットを話す。

同社はアスリート向け施策を生かして、一般人にも応用できそうなプログラムを開発する考えだ。まず社員に試してもらい、効果を検証する。例えば、運動した後は30分以内に炭水化物を食べると疲れが取れやすいという。FC大阪は大阪府などと健康経営を推進しており、自社の取り組みを府内企業の参考にしてもらいたい考えだ。(皆上晃一)

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