河井案里被告に有罪判決 広島知事「信用おとしめた」

2019年7月の参院選を巡り公職選挙法違反(買収など)罪に問われた参院議員、河井案里被告に有罪判決が言い渡されたことを受け、広島県の湯崎英彦知事は21日、報道陣に「広島の政治に対する不信となり、社会的に信用をおとしめた」と話した。河井被告の出処進退については「(判決は)確定していないが、政治的責任を踏まえて自身で判断すべきだ」とした。
現金を受け取った県議会議員については「有権者に対して説明責任がある」。21年度の当初予算案の審議も控えているなかで「(議会に)出席がかなわなければ県政運営にも影響がある」と話した。