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神戸市、英国型変異ウイルス割合55% 3月5~11日

変異ウイルスの感染状況を説明する久元市長(19日、神戸市)

神戸市は19日、3月5~11日に変異ウイルスの有無を調べた新型コロナウイルス陽性者(105人)のうち、55.2%(58人)が英国型の変異ウイルスに感染していたと発表した。前週の38.8%(26人)から大幅に拡大。市中感染拡大の目安となる、濃厚接触を除いた英国型の陽性者割合は17.5%(10人)と前の2週間の5.7%(4人)から3倍に増えた。久元喜造市長は「週を追うごとに変異ウイルスの感染者が増えている」と危機感を示した。

5~11日に採取した陽性者158人の検体のうち105検体(66.5%)を分析したところ、英国型と確認できたのが58人だった。英国型の累計は122人で、そのうち1人が亡くなった。英国型以外にも遺伝子配列の484番目のアミノ酸のみが変異したタイプのウイルスの陽性者も累計12人となった。

市はクラスター(感染者集団)の発生を防ぐためPCRの定期検査を拡充する。要介護者や障害者の通所サービスを手掛ける施設の職員にもPCRによる定期検査を実施。従来は入所施設のみを対象としてきたが、感染拡大防止には検査拡充が必要と判断した。通所施設への定期検査を実施するのは政令市では初めて。

検査期間も従来の4カ月に1回から1カ月に1回に短縮。一方で対象拡大により検査対象は約3倍の3万8000人になるため、4検体をまとめて調べる「プール検査」を4月から導入する。診断事業を手掛ける楽天に検査を委託。陽性判定が出た場合は、速やかに施設に伝え、感染拡大の防止策を講じてもらう。

変異ウイルスの感染者を巡っては、優先的な入院や退院時の徹底した陰性証明などを求められる。久元市長は「入院期間が長くなり、医療体制を逼迫させる方向に働いている」と懸念を示した。

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