足立美術館、18年連続日本一 米誌日本庭園ランキング
横山大観らの近代日本画コレクションで知られる足立美術館(島根県安来市)は18日、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の2020年の日本庭園ランキングで1位に選ばれたと発表した。03年のランキング開始から18年連続。

国内外の専門家が日本にある約1000カ所の庭園を総合評価した。2位は桂離宮(京都市)、3位は皆美館(松江市)、4位は山本亭(東京・葛飾)、5位は玉堂美術館(東京都青梅市)だった。
足立美術館の足立隆則館長は「(新型コロナウイルスの感染拡大で)人の往来もままならない厳しい時節だが、一日も早く事態が収束し、一人でも多くの方に日本一の庭園の素晴らしさをご堪能いただきたいと願っている」とのコメントを出した。