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神戸大の新野元学長死去 阪神大震災の復興計画を主導

新野幸次郎・元神戸大学長

神戸大学元学長で経済学者の新野幸次郎氏が死去した。新野氏は関西の経済アカデミズムの重鎮として活躍し、1995年の阪神大震災では兵庫県や神戸市などの復興計画づくりを主導した。

震災直後の3月に兵庫県の懇話会の座長としてとりまとめた「阪神・淡路震災復興戦略ビジョン」は、震災被害からの単なる復旧だけでなく、21世紀にふさわしい新しい都市モデルの創出を提言。これを基に「創造的復興」を目指す県の基本構想が固まり、神戸医療産業都市に象徴される次世代産業の育成やHAT神戸などの再開発につながっていった。

神戸大や復興計画づくりで新野氏を支えた兵庫県立大の五百旗頭真理事長は「兵庫県や神戸市の知的な保護者といえる方で、震災復興でも地元主導で大きな方向性を打ち出された。穏やかで誠実だがいい加減なことは許さず、父親のような存在だった」と振り返った。

兵庫県の井戸敏三知事は「先生の貢献は経済政策だけでなく文化、教育、まちづくり、国際交流にも及んだ。県にとって欠かすことのできない存在だった」とのコメントを出した。神戸市の久元喜造市長もコメントを出し「神戸市顧問などとして市政運営に多大な貢献を賜り、特に復興の過程で並々ならぬ尽力をいただいた」と惜しんだ。

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