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村田製作所、横浜に研究開発施設 新規事業創出拠点に

自動車関連の電子部品を紹介する「展示室」も設ける(15日、横浜市)

村田製作所は15日、横浜市の「みなとみらい21地区」に新設した研究開発施設を公開した。電動化や自動運転など「CASE」への対応で搭載が増える自動車向けの電子部品や、ヘルスケアなど新規事業につながる技術を開発する。滋賀県などにある既存の研究開発施設と合わせ、グループ全体の開発体制を強化する。

新施設は土地と建物だけで400億円を投じた。敷地面積は7415平方メートルで、延べ床面積は6万5335平方メートル。最大2千人弱の開発人員が働く。自動運転向けのセンサーなどの部品や蓄電システム製品、ヘルスケア製品などの研究開発を手掛ける計画だ。

約400億円を投じて研究開発拠点を新設した(15日、横浜市)

同社の車載部品を紹介する展示室も設置。自動車メーカーとの協業につなげる場として活用する。自動車の電動化を見据え、外部からの電磁波を遮断した空間で実車をローラー上で走行させ、車から出る電磁波を調べてノイズ部品の開発や改良につなげる大型電波暗室も設けた。

近隣には日産自動車や富士ゼロックス、京セラなど多くの企業の拠点が集中する。他業種との協業で新技術や新たなビジネスを生み出すオープンイノベーションの機能も持たせる計画。村田製作所の中島規巨社長は「社内外との協業も進め先進的な製品開発をしたい。みなとみらいを軸にイノベーションを先導する」と語った。

同社は滋賀県野洲市や東近江市に主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)や通信部品とそれらの生産設備を開発する事業所を持つ。みなとみらいでは自動車や医療などに注力し、従来の部品で培った様々な技術を応用する考えだ。

小学校高学年程度の子供向けに電子部品や電気について理解してもらう体験施設「Mulabo!」も新設。なじみの薄い電子部品について知ってもらい、会社の知名度を高める試みも進める。

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