日銀、四国の景気判断引き上げ 1月さくらリポート
日銀は14日に発表した1月の地域経済報告(さくらリポート)で、四国の景気についての総括判断を、新型コロナウイルスの影響から一部に足踏み感もあるが「全体としては持ち直しの動きがみられている」に引き上げた。上方修正は2018年4月以来11四半期ぶり。水準は低いものの生産で持ち直しの動きがみられたが、12月以降にサービス消費が落ち込んだ。

生産は「低水準ながら、持ち直しの動きがみられている」に判断を引き上げた。自動車向け部品などで需要が増加したことから電気機械の判断を上方修正、紙・パルプは需要減の動きが一服したことから引き上げた。
個人消費の基調判断は維持した。モノの消費はこれまでの持ち直し基調を崩していないが、サービス消費が落ち込んだ。
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