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日華化学、純利益16%増 20年12月期、コスト削減奏功

日華化学は12日、2020年12月期の連結純利益が前の期比16%増の10億円だったと発表した。3カ月前は減益予想だったが、増益となった。新型コロナウイルスの感染拡大対策などで、手指消毒薬の売り上げが10倍に伸びた。従業員の一時帰休や出張の削減、テレワーク推進などのコスト削減策も奏功した。年配当は前の期比6円減の10円にする。

日華化学の江守康昌社長は決算発表会見で「環境衛生分野は好調だった」と話した(12日、福井市)

主力の繊維用薬剤など化学品事業は暖冬や新型コロナ拡大に伴うアパレル不調などの影響を受け、国内外ともに大きく落ち込んだ。ホテルやレストラン向けのクリーニング薬剤も外出自粛の影響などで不振だった。一方で、手指消毒剤やヘアケア用薬剤などの化粧品事業が伸びて補った。

同日発表した21年12月期の連結純利益見通しは、前期比25%増の13億円。年配当も12円に引き上げる。一時帰休など一部のコスト削減策を取りやめるほか、生活環境事業などへの開発投資が膨らんで経常減益の見通し。ただ、香港の拠点を売却する特別利益を見込む。江守康昌社長は会見で「大きく経済が反転するとは思っていない。事業構成を繊維薬剤中心から変えていく生みの苦しみの1年にしたい」と話した。

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