/

兵庫県、コロナ患者の自宅療養を容認 病床逼迫で

自宅療養容認について説明する兵庫県の井戸知事(9日、神戸市)

兵庫県は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、感染急拡大と専用病床の逼迫を受けて、これまで原則として認めていなかった感染者の自宅療養を10日から実施すると発表した。65歳未満で無症状または軽症といった条件を満たした感染者が対象。今後は酸素の投与が必要な中等症以上の感染者らを優先して入院調整する。

県では8日時点で専用病床の使用率が74.7%に達し、入院調整の感染者が602人と前日より104人増えた。井戸敏三知事は会議後の記者会見で「患者をさばききれなくなりつつあり、医療体制の逼迫度合いが増している」と述べ、自宅療養の容認に理解を求めた。

自宅療養の対象は①65歳未満や子育てなど特別な事情がある②無症状や軽症③自宅で個室への隔離など感染対策ができる――の条件を満たす場合とした。自宅療養者には健康福祉事務所などを通じて健康観察し、希望者には食料品や衛生用品を配布する。

入院医療体制を強化するため、現在839の専用病床を4月中をめどに計100床程度を追加で確保するよう各医療機関に要請する。県立加古川医療センターで整備していた臨時重症専用病棟は15日から運用を始める。現在1015室ある宿泊療養施設について姫路市内で新たに1施設(150室)を確保した。

兵庫県では感染状況を示す国の6指標が8日時点ですべて最も深刻な「ステージ4」に達した。6項目すべてがステージ4となったのは2度目の緊急事態宣言が関西に発令される直前の1月12日以来となる。

兵庫県では神戸など4市で4月5日から緊急事態宣言に準じる措置をとる「まん延防止等重点措置」が適用されている。国に緊急事態宣言を要請する可能性について井戸知事は「(重点措置の効果が見えてくる)4月中旬の状況を見定めたい」と述べた。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン