石川・小松市、プロジェクションマッピング
石川県小松市はJR小松駅前で大規模なプロジェクションマッピングの上映を始めた。幅10メートル、長さ70メートルで、常設では日本海側最大級という。小松の産業や四季にちなんだ映像を流し、駅周辺のにぎわいづくりにつなげる。

駅東口と市の科学館「サイエンスヒルズこまつ」を結ぶ通路を活用する。エイチ・アイ・エス(HIS)子会社が運営し、通路の横で24日に開業する「変なホテル 小松駅前」の屋上に24台のプロジェクターを設置した。毎日、日没から午後9時まで映像を自動再生する。
映像の中には、花など自然のほか、特産のトマト、小松空港の飛行機やコマツの建機などが登場する。毎日、午後8時には誕生日など記念日を祝う映像を流し、観光客らが記念撮影できるようにする。
市が事業費5000万円以下の条件で運営者を募集し、ウシオ電機子会社のウシオライティングに委託した。同社は「24分割された映像だが、1つのきれいな映像に見えるのは、映像連結などの技術によるもの」としている。
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