ひろぎんHD社長「最終利益の3割、広銀以外で稼ぐ」
地域金融のいま
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昨秋、広島銀行を中核とする持ち株会社、ひろぎんホールディングス(HD)が発足した。部谷俊雄社長は日本経済新聞のインタビューに応じ、「最終利益の3割を(銀行以外の)グループ会社で稼ぐのが最終形だ」と語った。低金利で従来の貸し出しだけでは成長が難しいため、コンサルティングやITの導入支援などに業務分野を広げて地元企業のニーズを深掘りする。主なやりとりは次の通り。
――2020年10月に持ち株会社体制に移りました。銀行中心だっ...
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