EV部品、大阪の町工場も 「軽薄短小」で攻める
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ガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトが加速するなか、大阪府東部の中小メーカーが部品生産で攻めに出ている。もともと鉄の加工が盛んな地域だが、鉄よりも軽い樹脂やマグネシウム、電気が通りやすい銅を素材として活用。日本車メーカーの動きを待つことなく、欧州や中国向けにも売り込む。特定の業種に依存せず、成長分野を貪欲に開拓してきた町工場の真骨頂だ。
樹脂加工のアテックス(東大阪市)は、EVやハイブリッド...
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