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神戸市、6月中に全高齢者にワクチン接種 新型コロナ

神戸市は5日、高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種を6月中に終えるスケジュールを示した。優先接種は4月開始で、65歳以上の市内約43万人が対象。従来想定の集団接種に加え、民間病院や診療所での個別接種も併用する。肺炎球菌ワクチン接種で実績のある市内800の診療所や民間80病院に協力を求める。各区で1~2カ所設ける集団接種会場との両輪で、迅速にワクチン接種を行う。

ワクチン接種について記者会見する神戸市の久元市長㊧ら(5日、神戸市)

同日、神戸市の医師会、民間病院協会、薬剤師会とともに「新型コロナワクチン接種連携本部」を設置した。市は予約システム開発や供給調整を担い、3月中にワクチン接種券の送付を始める。医師会や病院協会は診療所・病院に個別接種への協力を呼びかける。薬剤師は集団接種会場でのワクチン管理などを担う。

集団接種は1人あたり約3分を想定し、医師・看護師1チームで1日に100人以上に接種できる見込み。国から供給されたワクチンを保管する超低温の冷凍庫は各区役所で管理・運営する方針で、医療機関の負担を軽減する。接種会場へは区役所から冷温配送し、おおむね5日以内に使ってもらう。

市は庁内職員などでつくる「ワクチン集中調整センター」を今後設置し、予約数に応じたワクチンの配分や供給拠点への配送指示を出せるようにする。集団接種用の予約システムや接種済み情報を集約するシステムは外部委託により、すでに開発に着手した。

ワクチンは原液1瓶あたり6回分を接種できる米製薬大手ファイザー製の活用が念頭にある。市は3月に集団接種に関する事前シミュレーションを実施。2回分の高齢者への優先接種は6月中に終える想定で、その後は基礎疾患をもつ市民へと対象を広げる。

診療所での接種について、神戸市医師会の置塩隆会長は5日の会見で「市民にとって知らない集団接種会場に行くよりも、行き慣れたかかりつけ医で注射をしてもらうことはメリットがある。問診もかなり簡略化できるのではないか」と述べた。久元喜造市長は「オール神戸で市民に対して迅速なワクチン接種をしていきたい」と語った。

ワクチン接種を巡っては、兵庫県豊岡市でも集団接種とかかりつけ医による個別接種を併用することを検討しており、11月中にすべての市民への接種を終える計画だ。

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