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日本電産、三菱重工子会社買収を発表 EV技術取得

日本電産はギアの技術を買収で手に入れる(京都市の本社)

日本電産は5日、三菱重工業から歯車(ギア)の生産設備を手掛ける子会社、三菱重工工作機械(滋賀県栗東市)を買収すると発表した。買収額は非公表だが300億円程度とみられる。5月をメドに買収完了を目指す。成長分野と位置づける電気自動車(EV)用駆動モーター事業に必須のギアの技術を取得する。ロボット用減速機にも生かす。

三菱重工工作機械は、自動車用変速機や減速機の歯車を切削・研削する機械を製造している。日本電産はEV用駆動モーターにギアなどを組み合わせたシステム製品「E-Axle(イーアクスル)」を展開しており、三菱重工側のギアに関する技術や人材を活用する狙いがある。

三菱重工工作機械は三菱重工の工作機械事業を分割した全額出資子会社で、2021年3月期の売上高は231億円となる見通し。日本電産は全株を取得し、工作機械を専業とする海外子会社3社なども買収する。

日本電産は「イーアクスル拡販にはギアの強化が不可欠で、ギアに精通した人材や高度な技術力が獲得できる」としている。三菱重工は「(三菱重工工作機械が)日本電産の一員となり事業の幅を広げることは、工作機械事業の発展に向けた考えに合致する」とした。

日本電産は、工場自動化の進展などで需要の高まるロボットでも、ギアとギアを組み合わせてモーターの回転をパワーに変える減速機に技術を活用する。

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