富山の砺波郷土資料館、和洋融合の近代化の象徴
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見た目は和風、中身は洋風――「擬洋風建築」と呼ばれる珍しい建物が富山県砺波市の砺波郷土資料館だ。北陸銀行の前身である中越銀行の本店に始まり、北陸銀の砺波支店を経て、現在は観光スポットとして親しまれている。
木造2階建て土蔵造り。城のような外観だが、中に入ると洋館のような吹き抜けの空間が広がる。内装を特徴付ける天井には装飾革を模した金唐革紙が張られる。厚手の和紙に型押しで唐草模様をあしらい金箔などに...
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