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日本旅行が環境配慮の旅行商品、滋賀県から排出枠購入

連携協定を結んだ日本旅行の堀坂明弘社長(右)と滋賀県の三日月大造知事(2日、滋賀県庁)

日本旅行は2日、滋賀県と連携協定を結び、カーボンオフセットの仕組みを取り入れた旅行商品を発売すると発表した。鉄道利用で発生する二酸化炭素(CO2)排出量について、滋賀県造林公社が発行する国の認証制度「Jクレジット」の排出枠を購入して相殺する。乗車距離に応じてカーボンオフセットする本格的な旅行商品は珍しいという。

日本旅行の国内旅行ブランド「赤い風船」の関西などを発着する商品に、オプションプランとして100~350円を上乗せする。鉄道のCO2排出量1人1キロあたり18グラムを基準に、50円刻みで設定する。旅行代金は2万~3万円台が中心。旅行商品の購入者が負担する形になるが、「全体の1割程度の賛同を想定している」(同社)という。

まず12日に発売する4~10月の商品を対象とし、年に排出枠20トン(20万円)の購入を見込む。堀坂明弘社長は「滋賀県は当社創業の地。旅行会社ができる取り組みとして持続可能な地域づくりに貢献したい」と話した。

造林公社は滋賀県米原市内にある山林を「赤い風船の森」と名付けるとともに、排出枠販売で得た資金を間伐などの整備費用に充てる。三日月大造知事は「近畿の飲み水を生み出す琵琶湖周辺の森林を保全する夢のあるプロジェクトにしたい」と述べた。

滋賀県は森林整備でCO2排出枠を年300トン創出して、企業に購入を呼びかける「びわ湖・カーボンクレジット」構想を1月に表明。日本旅行のカーボンオフセット商品はその第1弾となる。

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