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三冠馬コントレイル、強敵そろう大阪杯で始動

大阪杯に向け、調整を進めるコントレイル

2020年に史上3頭目となる無敗の3歳クラシック三冠を達成したコントレイル(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が4日の大阪杯(GⅠ、阪神芝2000㍍)で21年の初戦に挑む。歴史的名馬のアーモンドアイが20年限りで引退し、今後の日本競馬界を引っ張る活躍が期待される。短距離界で敵なしのグランアレグリア(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎)が初の2000㍍に挑戦するなど、大阪杯には強敵がそろう。三冠馬の貫禄を示せるか。

コントレイルは20年11月のジャパンカップ(GⅠ、東京芝2400㍍)以来のレース。中団から競馬をしたジャパンCでは最後の直線で追い上げたが、勝ったアーモンドアイから0秒2差の2着に敗れた。コントレイルにとってはデビュー8戦目にして初めての黒星となった。ただ、相手は史上最多記録となるGⅠ9勝(海外含む)を挙げた名馬。レース内容自体は悪くなく、「敗れたとはいえ、なんら恥じることはない」と主戦の福永祐一も語る。

後方から馬群の最も外側を回って追い上げた1冠目の皐月賞(GⅠ、中山芝2000㍍)、好位置から力強く抜け出した日本ダービー(GⅠ、東京芝2400㍍)、不得手な長距離戦でもライバルを抑えた菊花賞(GⅠ、京都芝3000㍍)と、クラシック三冠の内容から、能力が非凡なのはいうまでもない。ダービー、菊花賞、ジャパンCと2400㍍以上のレースに使われてきたが、短距離志向の母系の血統をみると、大阪杯の2000㍍は適距離と考えられる。

長めの距離を走り、速いタイムを記録するなど、大阪杯に向け意欲的な調整が進められている。休養明けも心配ないだろう。3月24日の調教後、福永は「昨年は長距離に対応できるような走りにしていたが、2000㍍はよりスピードを求められる。速い調教をしているのはそういう意図がある。順調にきている」と手応えを語った。

ライバルは強力だ。1200~1600㍍を主戦場としていたグランアレグリアは今回が初の2000㍍戦だが、これまでのレースぶりから、能力はかなり高い。初の距離も地力でこなす可能性がある。クラシックでライバルだったサリオス(牡4、美浦・堀宣行厩舎)、デビュー以来ここまで5連勝中のレイパパレ(牝4、栗東・高野友和厩舎)も怖い。

20年はアーモンドアイがいたため、コントレイルは三冠馬として史上初めて年度代表馬の座を逃した。今年の年度代表馬獲得へ、好発進を切りたい。

(関根慶太郎)

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