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国内最強馬の座、関西馬3頭争う 3歳戦線も西がけん引

2021年も年明けから約1カ月が経過した。今年の注目点は、20年限りで引退したアーモンドアイに代わり、どの馬が国内最強の座につくのかである。4歳以上の馬では20年暮れに有馬記念(GⅠ、中山芝2500㍍)を勝ったクロノジェネシス(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)、牡牝の三冠馬コントレイル(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)、デアリングタクト(牝4、栗東・杉山晴紀厩舎)などの関西馬がけん引しそう。3歳馬でもダノンザキッド(牡、栗東・安田隆行厩舎)らの関西馬がクラシック戦線の中心となる。

クロノジェネシス(9)らが国内競馬界をけん引しそうだ(2020年の有馬記念)=共同

クロノジェネシスは20年、宝塚記念(阪神芝2200㍍)、有馬記念とGⅠ2勝を挙げた。有馬記念では序盤、後方からレースを進めたが、バックストレッチで位置取りを上げていき、最後の直線にかけて息の長い末脚で抜け出してきた。

同馬の20年は著しい成長がみられた一年だった。19年の秋に448㌔だった馬体重は有馬記念では474㌔にまで増えた。「体は完成形に近い」と斉藤調教師も語る。21年も充実したシーズンを送れそうだ。

コントレイルとデアリングタクトへの期待も大きい。2頭とも昨年11月のジャパンカップ(GⅠ、東京芝2400㍍)に出走。それぞれ見どころのあるレースぶりだった。

コントレイルは直前の菊花賞(GⅠ、京都)で、芝3000㍍という長丁場を走った消耗が懸念されたが、最後の直線でしっかりと伸びて2着に入った。一方のデアリングタクトは最後の直線で苦しくなったかにみえたところから、しぶとく盛り返して3着に入った。

この3頭のうちアーモンドアイに最も迫ったのは、クロノジェネシスである。昨年の天皇賞・秋(GⅠ、東京芝2000㍍)でアーモンドアイと対戦。出遅れながらも鋭く追い上げ、勝ったアーモンドアイから0秒1差の3着に入った。一方、コントレイルとデアリングタクトは、ジャパンCでアーモンドアイとぶつかり、勝った同馬からの着差はともに0秒2だった。アーモンドアイを基準にして単純に比較すると、クロノジェネシスがわずかに優位。3頭による最強馬争いは見ものだろう。

3歳クラシック戦線も関西馬を軸に争われる。ダノンザキッドは昨年12月26日のホープフルステークス(GⅠ、中山芝2000㍍)を快勝。勝負どころの手応えは悪かったが、最後の直線では力強く伸びた。牝馬のクラシックではGⅠ、阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神芝1600㍍)を勝ったソダシ(栗東・須貝尚介厩舎)が中心となりそうだ。

(関根慶太郎)

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